最新情報:DSP&UGCプラットフォームアップデート – 2025年11月
毎月、DSPの最新の変更点をまとめてご紹介しています。
今月号では、Spotifyのクレジット表示機能の強化、Amazon Musicの新しいコミュニティ機能、Bandsintownの新しい連携情報をお届けします。
ぜひ詳細をご覧ください。
Spotify:拡張された楽曲クレジット、SongDNA、About the Song
Spotifyは、あなたの音楽の裏にある人々やクリエイティブなつながりを際立たせるための一連の新機能を導入しています。これらのアップデートはエンゲージメントを深め、貢献者が正当に評価されることを保証します。
拡張された楽曲クレジット
Spotifyは、演奏、作詞作曲、エンジニアリング、プロダクション、セッションなど、あらゆる貢献者のフルクレジットを表示するようになりました。クレジット情報はレーベルやディストリビューターから直接取得されるため、正確なメタデータの管理がこれまで以上に重要です。
SongDNA
Now Playing画面に登場する、コラボレーターやサンプル、カバー、音楽的なつながりを示す新しいインタラクティブなマップです。WhoSampled提供により、リスナーは楽曲の誕生の過程をより深く理解できるようになります。
About the Song
各トラックのストーリーやインスピレーション、制作の裏側を紹介するスワイプ式のカードを、Premiumユーザーに提供します。
Spotify for Artists プレビューが2026年初頭に登場予定
アーティストやチームは、一般公開前にSongDNAとAbout the Songをプレビューできるようになり、クレジットを事前に確認・修正できます。
活用のポイント:
- 配信前に貢献者のメタデータが完全であることを確認しましょう
- 今後追加される機能のために、アーティストに楽曲のクリエイティブな背景やストーリーの準備を促しましょう
- Revelatorの貢献者ロール機能を使い、カタログ全体で正確な役割に基づいたクレジットを管理し、Spotifyで全ての貢献者が正しく表示されるようにしましょう。